オンライン家庭教師は、ビデオ通話で授業を行うため、安定したネット環境はとても重要です。
通信速度が不安定だと、
- 音声が途切れて何を言っているかわからない。
- 映像がコマ送りになり、紙芝居のようになる。
最悪な場合は、途中で切れてしまうこともあります。
たとえ短時間でも授業が止まったり、聞こえにくくなると、せっかく授業に向いていた集中力も切れてしまい、あっという間にやる気スイッチもOFFに・・・。
なるべくストレスフリーな環境で学習してほしいですよね。
この記事では、オンライン家庭教師に最適な通信速度と、自宅の通信速度を調べる方法について紹介します。
結論から言うと
- 快適なネット環境かどうかは「上り」「下り」「ping値」の速度に注目
- 特にビデオ通話では「ping値」がポイント
- 自宅の通信速度は簡単ワンクリックで計測可能
となっています。
詳しく見てみましょう。
オンライン家庭教師に必要なインターネット環境とは?
最適なインターネット環境かどうかを判断するための目安になるのが「速度」です。
よく耳にする「速度が速い、遅い」と言われる通信速度には「上り」と「下り」の2種類があります。
「上り」・・・アップロードすること(メールの送信、SNSの投稿など自分が発信するとき)
「下り」・・・ダウンロードすること(メールの受信、WEBの閲覧、動画視聴、など自分が受け取るとき)
上り、下りともに、1.2~1.5Mbps以上の速度が出ていれば問題はありません。
ビデオ通話は、子供と先生が、双方向のやりとり(通信)があるため、どちらの速度も大切です。
ところが!通信速度さえ速ければOKというわけではないってご存じでしたか?
ストレスなく使用するために注目したいのが、「ping(ピング・ピン)値」と言われている応答速度。
ビデオ通話で、相手の声が遅れて聞こえるいっこく堂状態になってしまう原因のひとつが、ping値が高いことです。
先生とのやり取りでわずかなタイムラグがあると、オンラインの勉強中はかなりストレスになります。
36~60ms程度が標準範囲であり、100ms以下であればビデオ通話の使用に特に問題はありません。
ping値の数字が小さければ小さいほど、通信が「安定している」良い通信環境という意味です。
オンライン家庭教師の授業をビデオ通話で行うときの最適なネット環境
● 下り 1.2~1.5Mbps
● ping値 36~60ms(100ms以下を推奨)
3つの数値に注目!
自宅のインターネット回線の通信速度の測り方!スピードテストをやってみよう
自宅のインターネットの通信速度は簡単に計測することができます。
わたしは、見た目がカッコいいから。というただそれだけの理由で(笑)こちらを使っています。
中心のGOボタンを押すだけで計測してくれるのでとても簡単です。20~30秒ほどで結果が表示されます。
英語表記ですが、左から
PING (ping値) DOWNLOAD (下り) UPLOAD(上り)をそれぞれ意味しています。
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クリックするだけで計測が開始します。
大きく表示される、お使いのインターネットの速度が(下り)のこと。
詳細を表示をクリックすると、アップロードが(上り)、レイテンシが(ping値)のことです。
速度は時間帯によって変化します。
特にping値は、周りの環境に影響されやすいため、実際に授業を受ける時と同じ条件(曜日や時間)のもとで計測すると、授業日の状況に近い環境を知ることができます。
まとめ
自宅のネット環境がオンライン家庭教師を快適に利用できるかどうかを確認するときに注目する数値と、簡単に通信速度を計測する方法をご紹介しました。
まとめると
- 快適なネット環境かどうかは「上り」「下り」「ping値」の速度に注目
- 特にビデオ通話では「ping値」がポイント
- 自宅の通信速度は簡単ワンクリックで計測可能
です。
授業が始まってから、声が聞き取れない!映像がとまっちゃう!とならないために、前もってチェックしてみてくださいね。
Wi-Fiを接続している機器(スマホ、タブレット、パソコンなど)が多いほど通信速度が落ちてしまいます。
速度が遅いときには、家族の協力のもと授業中は必要のない端末の接続を切るようにしてください。同じ光回線でもWi-Fiより、有線の方が通信速度は速くなり、安定します。
オンライン家庭教師の授業だけでなく、実測速度10Mbpsほどの速度が出ていれば、通常はストレスなく使えるはずです。
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